基本的な作り方



まぁなんといいますか、とうとう「ガンダム系」まで手を伸ばしたということで。
といっても怪獣や怪人なんかよりず〜っと絵にしやすいわけでして。
おまけに手元に資料が十分あったりしますので、ここにたどり着くのが必然というか予定済みというか。
でもあまりに凝ったのは続ける自信がないので、A4用紙半分サイズのお手軽物です。
しかもハコ&SD(スーパーディフォルメ)だったりするので、細部の再現は当初から頭に入っておりません。
ついでに絵は私のオリジナルなので、適当にごまかせるというおまけ付き。

今回のシリーズの特徴としまして「フリーポーズ仕様」というのがあります。
といってもそんなたいそうなものではなく、各関節単位にパーツ分けしているので「好きなポーズで固定してちょ」というものです。
また、首、ヒジ、ヒザは合わせ目が硬めにしてあったり、のりしろの関係で組み立て後も若干動かせますが、固定した方が確実です。

とりあえず、各所の変えられる場所は
:左右振り(接着固定)・上下向き(可動)、
:前後〜縦方向回転(接着固定)・横方向振り(接着固定)
ヒジ:曲げ(可動)
手首:回転(接着固定)※形はグーのままです。
股関節:左右開き(接着固定)
ヒザ:若干の曲げ(可動)
となりますが、可動の範囲は微々たるもので、特にヒジは固定しないと弱い恐れがあります。

と、大げさな書き方をしておりますが、要はくっつけ方の問題なのです(笑)
それを言えば「らいだーシリーズ」だって首の左右振りと腕の前後or左右はできますからね。左右は90度単位ですが。
今回のは前後と左右が同時に出来ますけど。

このページでは基本的な作り方を紹介しておきます。
当然「基本的な」であって、全てがこの限りではないですけど、関節部の考え方やパーツ構成はほぼ同じということです。
このシリーズも今までと同様、個々に特有のパーツがあったりしますので、難解なものはその都度画像で説明しますが、それ以外は文章でしか説明しませんので、画像から判断してください。

基本的なパーツ説明
分かりやすいように、頭と胴を中心に左右の上から順番に配置しています。
(※ハコガンダムを例にしています)










:頭部
:胴
:首
:肩  左右
:上腕 左右
:前腕 左右
:手首 左右
:モモ 左右
:スネ 左右
:足首 左右

その他の空間には個々の特徴のあるパーツを置いています。
色の違うの部分はのりしろです。

また、スペースの関係上、結構キチキチに入ってますので、切り離しは注意してください。

※今回の組み立てに必要なものは今までと変わりありませんが、できればピンセットがあれば重宝すると思います。
奥まったのりづけや、細かいのりづけの固定に便利です。

今回の組み立てに使ったもの
 ●ハサミ ●木工ボンド ●つまようじ ●ピンセット ●アルミ定規(普通のプラ定規でも十分です) 
 ●ケガキ針(書けなくなったボールペンでも十分です) ●カッティングマット(無くても問題ありません。机が汚れないように)
今回はカッター類を使わなくても出来ました。

!!! 特に組み立てる順番は決まっていません。先に組む方がいい場合は、そこだけ注意しています !!!
上腕 前腕
今までのシリーズと同じように箱状にします。首の入る部分は十字に切って内側へ折り込んでおいてください。これは組む前にした方がいいです。
首は横方向に繋げて四角くするだけです。のりしろのある面が胴体側で、貼る角度で左右の向きを決定します。先に胴に貼って完全に乾いてから頭を挿します。
胴は今までと同じように四角く箱状に組むだけです。首と肩、モモの接着部分にはガイド線がありますが、角度をつけて貼るときは目安程度にしかなりません。
肩は折って貼るだけなので簡単です。のりづけした面が胴体側になります。これも向きを変えて貼ると前後の振りを調整できます。上に向ければバンザイです。
上腕です。これも箱状に組むだけです。白い方が上になり、肩に挟んで接着します。この時の角度が左右の開きになります。点線は肩に貼るガイドです。
前腕は少しややこしいですが片側の欠けた箱の感じです。フタは一部しかなく、ここののりしろに上腕を貼ります。上腕のグレーの部分が隠れるくらいが目安です。
手首 モモ スネ 足首 足全体の完成
普通に箱状に組みます。フタのあるのが指側で、のりしろだけの方が前腕側です。ここを貼る向きで手首の回転方向を決めます。親指の向きに注意して下さい。
モモも上腕に似ていますが、上下のフタがありませんので、どちらかというと首を細長くした感じ。白い方が上でのりしろのある面が胴体側になります。
すねもモモと同じように前腕に似ていますが底のフタがありません。切り欠きのある面が内側になり、のりしろは図のように中央側に繋がっています。
足首は前面が一部斜めになった箱状です。左右の区別はありませんが、スネを貼る指定位置が左右で違います。側面を貼ってから前後を閉じると簡単です。
足はこのように重ねます。足首にスネを貼ってからモモを挿し込みます。モモは糊付けしません。この状態にしてから胴に貼る方が簡単です。
とりあえず頭と片側の手足だけを貼った状態です。
この状態でも立つくらいのバランスなので、少々変なポーズでも立つと思います。
反対側も同じ要領で作ってください。
ただ組みながらポーズを考えているとなかなかまとまらないので、だいたいの感じを考えてから組む方がいいかと思います。
それと腕を組む場合は順番に貼らないで、脚の様に先に腕だけで組んでから胴に貼る方が感じが掴みやすいです。

首、ヒジの関節はのりづけが完全に渇いて固定してからお願いします。
また、首、モモの可動は若干引き出してからの方が動かしやすいです。


この後は各個体の特徴的なパーツの接着になります。


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