とりあえず見本並みにはできる組み立てかた
(基本形)

組み立てについて
とりあえず私が組み立てている方法を紹介します。
なのでこの組み方なら見本並みには完成します。

合わせ目
初期のものは背面にくるようになっています。 なので、頭部と胴体はコーナーではなく後ろ面に合わせ目がきます。
後期のもは後ろのコーナーに合わせ目がくるようにしています。
腕はコーナーに合わせ目がきています。
 基本的に腕には左右の区別はないのですが、合わせ目が胴体側の後ろにくるように左右の設定をしています。

箱形状なのでほとんどの角が山折りです。
初期のものは山折りは破線(−−−)になっています。また背中の貼り合わす接着面や、首・腕の接着部分はガイドとして点線(・・・・・)が入っています。
また切り込み線は実線です。
後期のものは特に線種を変えずに実線のものもありますが、基本は同じです。


用意するもの
最低でもハサミとのり。
これは欲しいもの
つまようじと木工ボンド。
 木工ボンドは乾燥が速く、紙なら強力にくっつくので最適です。
 つまようじはボンドを塗るのに使います。ケチらずに先がガビガビになったら交換しましょう。
あると便利なもの
定規・ピンセット・ケガキ針や書けなくなったボールペン等線を引けるもの・カッティングマット等の下敷き。
 まずケガキ針や書けなくなったボールペン等は折線を入れるのに使います。
 定規で折れ線に沿ってすじを引いておくと、折り目が真っ直ぐに折れるうえに簡単に折りやすいです。
 ピンセットは首の部分等の持つところが無い小さい部品に便利ですが、まぁ無くてもいいです。
 カッティングマットはカッターを使う場合にはあったほうがいいですが、ハサミだけならテーブルが汚れない程度のものでいいです。

私の場合は木工ボンド・ハサミ・つまようじ・ケガキ針・定規(スチール製15cm)を使っています。
カッティングシートは敷いていますが特に必要性は感じません。よほど細かいときのみピンセット使用。

とりあえず組みやすそうな順番
作るのはどの部品からでもいいんですが、私の場合乾燥時間も考えて次の順番で組んでいます。

全パーツ切り出し→ケガキ針で折れ線入れ→首製作→頭製作→胴製作→腕製作→首を胴と頭に接着→腕を胴に接着

首はのりづけ部が小さいのでのりづけが外れないよう乾燥時間をとるために先に組んでいます。
腕も胴にくっつける際に外れないように胴に付ける直前ではなく先に組んでいます。
基本的にのりづけ時の木工ボンドは、のりしろの方ではなくてくっつける方に塗ります。

各部のコツを交えて詳しく解説します。(クドイですが私の組み方なのでこれが一番ということではありません)
全部の部品を切り出します。
各部品を切り出しますが、コツは一回で切ろうとせずに少しずつ切ると切りやすいです。特に鋭角に切り取るときはこの方が楽です。
あとはそれぞれ大まかに切ってから線に沿って切ることと、ハサミの先で切ることです。
左の例は胴体ですが、矢印の方向に切っていくと楽です。
折れ線を入れます。
折れ線に定規を当てて真っ直ぐに凹線を引いておきます。
本当は裏からの方が綺麗で折れやすいのですが、線がわかりにくいため表から引いてます。(首は上下ののりしろ部分だけでOKです)
コツは1辺ずつ引かずに左の写真のように直線で引くと辺が波打ちません。
首を作ります。
作るというか四角くリング状にするだけです。
先にのりしろを内側に折ります。すると横方向に強くなるのでカドの部分が自然と折れます。
のりしろすぐ横のカドを折り、対角になるカドを折ってペチャンコにしてのりづけします。こうすれば歪んだりV字にならず真っ直ぐなリング状にできます。
頭を作ります。
正方体ですね。これは上下のフタになる部分をあらかじめ折ってから作ると直角が綺麗に出ます。側面をくっつけてからフタの根元を折ってもキッチリ折れないので丸くなってしまうのです。
側面は首と同じようにのりしろすぐ横のカドを折り、対角になるカドを折ってペチャンコにしてのりづけします。
その後、上下ののりしろを折ってふたを閉じますが、ボンドはのりしろ部ではなくてフタの裏の方に塗ると端まで塗れる上にはみ出しても綺麗にできます。接着後はしばらくフタの両端を押さえつけてください。
首を頭にくっつけます。
首を頭の底にあるガイドに沿ってくっつけます。
ガイドは若干小さめに書いてあるので、首をくっつけると隠れます。
くっつける際には首の合わせ目を頭の後ろ側に持ってくると目立ちません。
ボンドはのりしろ部分に塗ります。
コツはのりしろは90度以上に折り曲げて、カドにボンドを塗るようにすること。浮きにくく、密着しやすくなります。
あと、のりしろの無い部分にも塗っておくと接着時の安定感が増します。
胴を作ります。
上下に長くなっただけで基本的には頭と同じ作り方です。
腕を箱状に組みます。
これも小さいだけで、頭や胴と同じです。左右作ります。
ここでは側面だけくっつけるます。
くっつけ方も同じようにのりしろすぐ横のカドを折り、対角になるカドを折ってペチャンコにしてのりづけします。
ここでフタまでしないのは、ボンドが半乾きだと外れやすいので、乾燥を待つためです。
首+頭を胴体にくっつけます。
首を頭にくっつけたときと同じ要領で胴体にくっつけます。
接着したあとは親指と人差し指でてっぺんと底を挟むように押し付けてください。木工ボンドならすぐ乾きます。
(力は加減してね)
腕を組み立てます。
腕の上下を閉じます。
折り曲げて腕の中に入れるようにします。
切り出し方によっては幅が入らないかもしれないので、その時はほんの少しだけ側面を切ってください。
ボンドはのりしろ側に点付けするだけでいいです。
※腕とフタの幅がピッタリだとボンド無しでも閉じたまま留まっています。
腕を胴にくっつけます。
あとは胴に腕をくっつけて完成です。
基本的に腕は左右同じで、合わせ目の位置で左右の区別をしているだけですが、たまに左右で違うものがありますので、ややこしいときは完成例を見てください。
腕は特に指定が無いので好きなポーズでくっつけてもらってもかまいません。
※そういう意味では頭も左右に曲げてくっつけても結構です。

番外編:マフラー
これは元々「作り方」ってのは特にないんですが、私はこうしてつけてます。
切り出し
最近の作品は1本の根元が長くしてあるんですが、初期の頃は2本とも短いので、片方を適当に長めに切り出します。
ちなみにこの付け根はのりしろなんですが、首と同じ厚さなので細いのです。
あと、マフラーの切り出しは細かいのでだいたいで結構です(笑)
首にくっつけ
長い方ののりしろを途中で折ります。色のついてない方をのりづけします。
マフラーの根元から折ってしまうと頭と胴が邪魔で付けられません。
くっつけてからつまようじとかで押すと密着します。
乾いたらもう1つのマフラーを先にくっつけたマフラーに接着します。


ロボ型の基本的な組み立てかた
(基本形)

組み立てについて
基本的には今までの人型と同じです。胴と足が独立して、足首が付いた形です。

合わせ目
ほぼ全ての部品はコーナーに合わせ目がきています。
 基本的に腕には左右の区別はないのですが、合わせ目が胴体側の後ろにくるように左右の設定をしています。

箱形状なのでほとんどの角が山折りです。
折り線は特に線種を変えずに実線で書かれています。
繰り込みを入れる部分や模様と間違えやすいので、確認してから作業してください。


用意するもの
最低でもハサミとのり。
これは欲しいもの
つまようじと木工ボンド。
 木工ボンドは乾燥が速く、紙なら強力にくっつくので最適です。
 つまようじはボンドを塗るのに使います。ケチらずに先がガビガビになったら交換しましょう。
あると便利なもの
定規・ピンセット・ケガキ針や書けなくなったボールペン等線を引けるもの・カッティングマット等の下敷き。
 まずケガキ針や書けなくなったボールペン等は折線を入れるのに使います。
 定規で折れ線に沿ってすじを引いておくと、折り目が真っ直ぐに折れるうえに簡単に折りやすいです。
 ピンセットは首の部分等の持つところが無い小さい部品に便利ですが、まぁ無くてもいいです。
 カッティングマットはカッターを使う場合にはあったほうがいいですが、ハサミだけならテーブルが汚れない程度のものでいいです。

私の場合は木工ボンド・ハサミ・つまようじ・ケガキ針・定規(スチール製15cm)を使っています。
カッティングシートは敷いていますが特に必要性は感じません。よほど細かいときのみピンセット使用。

とりあえず組みやすそうな順番
作るのはどの部品からでもいいんですが、私の場合乾燥時間も考えて次の順番で組んでいます。

全パーツ切り出し→ケガキ針で折れ線入れ→首製作→頭製作→胴製作→首を胴と頭に接着→腕製作→腕を胴に接着→足製作→足首製作→足を胴に接着→足首差し込み

首はのりづけ部が小さいのでのりづけが外れないよう乾燥時間をとるために先に組んでいます。
腕も胴にくっつける際に外れないように胴に付ける直前ではなく先に組んでいます。
基本的にのりづけ時の木工ボンドは、のりしろの方ではなくてくっつける方に塗ります。

各部のコツを交えて詳しく解説します。(クドイですが私の組み方なのでこれが一番ということではありません)
全部の部品を切り出します。
各部品を切り出しますが、コツは一回で切ろうとせずに少しずつ切ると切りやすいです。特に鋭角に切り取るときはこの方が楽です。
あとはそれぞれ大まかに切ってから線に沿って切ることと、ハサミの先で切ることです。
左の例は胴体ですが、矢印の方向に切っていくと楽です。
折れ線を入れます。
折れ線に定規を当てて真っ直ぐに凹線を引いておきます。
本当は裏からの方が綺麗で折れやすいのですが、線がわかりにくいため表から引いてます。(首は上下ののりしろ部分だけでOKです)
コツは1辺ずつ引かずに左の写真のように直線で引くと辺が波打ちません。
首・頭・胴を箱状に組みます。
ここは今までと同じように組んでください。
ここで3つともくっつけても問題ありません。

接着方法も今まで通りです。
腕を箱状に組みます。
これも今までと同じですが肩側が少し違います。左右作ります。
まず側面をくっつけます。
くっつけ方も同じようにのりしろすぐ横のカドを折り、対角になるカドを折ってペチャンコにしてのりづけします。
その後。折り返して四角い筒状にします。

腕を胴に貼ります。
肩は先に上部をフタのように閉じ、斜めの部分をそのあとに貼ります。
この斜めの部分が胴体にくっつけるのりしろになります。
先の方は今まで通り閉じます。
胴には斜めの部分を肩の上に合わせて貼ります。
先が開いてハの字に手が開いた感じになります。
足を箱状に組みます。
腕と同じように最初はペチャンコにしてのりづけにします。
その後折り返して筒状にしたらのりしろを内側に折ります。
こののりしろは胴体と接着するときののりしろです。
何も無い口の開いている方が足首になります。
足首を箱状に組みます。
まず切り出したときにT字に書かれている線に沿って切れ込みを入れておきます。
その後、腕や足と同じように一度ペチャンコにしてのりづけします。

そして同じように筒状に折り返して前後のフタをします。
後ろ側をフタするときは、T字の切れ込みを一度開けてから貼ると貼りやすいです。
足を胴に貼ります。
足を胴の下側に貼ります。
胴の下面には中心に線を入れているのでガイドにして下さい。
足は上が若干斜めになっています。
胴にくっつけたときに足が少し開くように左右確認して貼ってください。
※先に足首を付けてから足を胴に貼っても結構です(足首がキツイ場合はこの方が楽です)
足首を組み立てます。
前のフタが出来たら、切れ込みを入れたT字部分は内側に折り返してください。
その際はきつく折り目を入れておいてください。
足首のT字型に切り込んだ場所に足を差し込んでください。
ここは接着しなくても紙の厚みで抜けませんので、足の開き具合に応じてちゃんと立つように差し込み角度を調整してください。
ちょっとキツめなので足の方を潰さないように気をつけてください。


inserted by FC2 system