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机の上に厚い封筒が置かれた。 「極秘命令。両隊員はこの命令書に従って某地点まで行き、そこである男に会い、彼の指揮下に入れ。重大に任務だ。誰にも気付かれないように基地を出るんだ。いいな」タケナカ参謀が厳しく言う。 「ハッ!」緊張した面持ちで封筒を受け取るソガとアマギ。 2人はダンの運転するポインターで指令書通りに移動し、海岸のモーターボートにたどり着く。(もうダンにばれちゃってるよ) 「マックス号だ。あれに乗るんですね」羨ましそうにダンが話す。沖合いには新造原子力船のマックス号が停泊している。 2人はダンと別れ、モーターボートに乗り込んでマックス号を目指した。(ウルトラ警備隊員はなんでも操縦できるのね。何度も手元を確認してるけど(笑)) ダンはポインターでの帰り道、ボンネットを開けて停車している車と手を振る女を見つける。(ヨタ8だ!) 「故障ですか?見てあげましょう」ダンはエンジンルームを覗き込んだ。(やはり女に甘い。その上、女は手を振ってただけで見てくれとも言ってないのに) 「どこも悪くないですよ?」顔を上げようとした瞬間!スパナで頭部を殴られ倒れこむダン。(ほら見ろ。しかしデカいスパナだ。ゲンコツより大きいぞ。こんなんで車のどこをいじるんだ!) 女はウルトラアイを盗み、車で走り去ってしまった。そのまま気を失うダン。 マックス号船内 船員に案内されたソガとアマギは司令室のような部屋に通される。(自動ドアだけどスライドじゃなくて扉式。向こうの人に当たるだろ?) 「タケナカ参謀!?」中には指令書を渡したタケナカがいた。「驚いたか?」 2人は一時的にタケナカの指揮下に入ることを説明される。 「どうだね、マックス号の乗り心地は?いかなるアクシデントにも耐えうるようにあらゆる科学の粋を集めて作られているんだ。この部屋も気密装置になっている」(機密装置?気密部屋とか気密仕様とかいうんじゃないのかな?しかもこの部屋だけ?) 「参謀、それよりマックス号はいったいどこへ向かってるんですか?」アマギが本題を切り出した。 マックス号はある海域へ向かっていた。 1ヶ月前、原子力タンカー2隻が相次いで消息を絶ち、1週間前、その調査に向かった海上保安庁の調査船もやられたという。当時の海洋・気象の各条件から見ても単なる遭難ではなく、何者かの陰謀の可能性が高いらしいのだ。マックス号はそれを極秘に調査するための船だった。
アンヌの話にウン、ウンとおとなしく答えるダン。(ちょっとかわいい) アンヌはお守りといってダンにペンダントをプレゼントし、首につけてあげる。(このー!恋人気分じゃないか!)が、ダンはウルトラアイのことで頭がいっぱいだ。 タンカーが消息を絶った海域に到着したマックス号は、エンジンを停止してしばらく様子を窺うが、何も起こりそうにない。 「相手が地球防衛軍と知って尻尾を巻いたんでしょう」 笑いの起こるブリッジ。と、マックス号が宙に浮き始めた! どんどん上昇するマックス号。途中から赤い霧に包まれ、上空に吸い込まれるように、さらに空高く上昇していく。 その頃、防衛軍基地ではマックス号と連絡が取れなくなっていた。 ホーク1号でキリヤマとダンが、ホーク2号でフルハシがそれぞれ出動する。(ホーク1号の発進シーン。相当長くプロセスが映ってる。でもエレベーター移動中なのに「Full the Throttle!」ってあんた・・・) しかしホーク1号はマックス号を発見する事はできない。(えらい急旋回なのにキリヤマは立ち上がってる。危ないぞ!) 一方、ホーク2号は宇宙空間にマックス号を見つけるが、本部との連絡が通じない。(すげー!野球ボールくらいあるマイクだ) フルハシは独断でマックス号進入を決意。ホーク2号をマックス号にドッキングさせ、乗り移る。(ド、ドッキング!?ガキーンってそんな設備なかったぞ) ヘルメットのバイザーを下ろし、酸素を供給しながら船内を進むフルハシ。気密装置の部屋で参謀、ソガ、アマギの3人を発見し、揺さぶり起こす。 「どうしたんだ、我々は?」3人は窓の外を見て状況を理解したようだ。「フハハハハ」そこへゴドラ星人が現れた。 「それは我々ゴドラ星人の仕業だ。こうして船を隠せば地球防衛軍の注意力は船の消失した海域に集中する。その隙に我々は地球を征服するだろう!」(あ〜あ。自己紹介した上に作戦バラしちゃったよ) 「この船の乗組員はどうした!」「フハハハ。抵抗したので宇宙の大海原に放り出してやったんだ!」(こんな言い回しができるなんて、凄く日本語を勉強したのね、ゴドラ星人) (ここでCM) キリヤマとダンが基地に戻ってきた。基地ではホーク2号と連絡が取れない状態になっている。 通信隊員は2号の通信機が故障しているのではと話すが、「おかしいな、ホーク2号の通信機は今朝調べたところだ。異常なぞなかったぞ」とキリヤマが否定した。(隊長自ら点検っスか!) 2号の安否を気にかけるダン。 だがそこへホーク2号が帰ってきた。ヒューズがとんで通信機が使えなかったというフルハシ。 「マックス号はどこにも見当たりませんね。こうなったら地球防衛軍の総力を挙げて太平洋の海底捜査をするべきですね。こうなった以上はですよ、各方面の協力を得て・・・」いつになくよく喋るフルハシ。(喋りすぎて怪しすぎ) しかしダンは気付く。「おかしい。なぜだろうフルハシ隊員とは思えない。僕の六感がそう教える。何か違う・・・」 その後、フルハシは妙な機械を片手に一人通路を歩いている。後をつけてるダン。 フルハシはエレベータに乗り、さらに進む。ダンも隣のエレベータに乗り込み後を追う。(なんでスグ隣のに乗って行き先がわかる!)
フルハシの着いた先は基地の動力部だった! 機械をセットするフルハシ。するとダンが現れる。「貴様は誰だ!正体を現せ!」 「フハハハハ」フルハシはゴドラ星人が化けていたのだ。 「さすがはモロボシダン、いやウルトラセブンだ。いいところに来た。飛んで火に入る夏の虫とはこのことだ」(またこんな言い回しを・・最近普通の人もいわないぞ) 「この原子炉が爆発すると同時にキミは永久にこの地球から消えるのだ」セットしていた物は時限爆弾だった。 「そうはさせんぞ!」ウルトラガンを抜くダン。しかしゴドラ星人の光線の方が早く、銃をはじかれてしまう。すばやくハサミから別の光線を出したゴドラ星人は、ダンをカプセルの中に閉じ込めてしまった。そしてゴドラ星人は今度はダンに化けて行ってしまう。 その頃、マックス号ではゴドラ星人があと15分で地球防衛軍が消滅する事を告げていた。「地下18階の第2動力室に時限爆弾をセットしたところだ」といい、消える。(なんでわざわざ・・・) 「ウルトラセブンも倒されたのか・・・」落ち込むアマギ。 「そんな事はない。セブンも倒されたのなら我々を生かしていくはずがない。万一のための人質なのだ。冷静に考えるんだ。15分以内にここを脱出して時限爆弾の事を連絡しなければ大変な事になる!」と希望をつなぐタケナカ。(冷静に考えたら時間的に無理に決まってるやん) ホーク2号はゴドラ星人が乗っていっている。フルハシはマックス号に積んである観測用のロケットを使う事を提案。しかしロケットは一人乗りだ。 「私が行きます!」アマギが名乗り出る。 見張りを倒し、部屋から脱出するフルハシとアマギ。(ウルトラガンで倒したぞ?ゴドラ星人って意外と弱いのか?) ロケットまでたどり着き、アマギが乗り込む。秒読みが開始されるが、発射寸前でゴドラ星人に邪魔をされ、光線でフルハシとアマギを攻撃すると去って行く。 フルハシは最後の力を振り絞り、ロケット発射のボタンを押すと倒れこんだ。ロケットは気絶しているアマギを乗せ、地球へ向う。 アマギは気絶したままメディカルセンターに寝かせられていた。 「しかしアマギ隊員はよくあの体でコースを間違えなかったな」「そこがウルトラ警備隊だよ我々とはデキが違うよ」入り口で他の隊員の話が聞こえる。(なんでわざわざこんな会話をいれるんだろう?矛盾や突っ込み回避の説明かな?) その前を通りかかるダンをアンヌが呼び止めた。 振り向くダンに額のバンドエイドがない。おまけにペンダントもしていない。不思議に思うアンヌ。 動力室ではダンは今だカプセルから出られないでいた。 近くを作業員が通りかかる。声をかけるとそれは例の女だった。 女はカプセルの下に落ちていたペンダントを拾う。ダンは女にウルトラガンを撃った。瞬間、ビームがペンダントで反射し、カプセルが消えていく。 しかし女は動じなかった。あと3分でセブンを消せるからだ。 女はゴドラ星人に変身、ダンを襲う。2人がもみ合っていると、女からウルトラアイが落ちた!すかさずウルトラアイを拾い上げたダンは即座に変身。セブンとゴドラ星人は対峙する。 メディカルセンターではアマギが目を覚ました。そばにいたキリヤマに時限爆弾のことを告げると再び倒れてしまう。 キリヤマは急いで第2動力室に向かう。そこではセブンとゴドラ星人が戦っていた。 「隊長!時限爆弾を早く!」セブンが場所を示す。(モロにダンの声だぞ) 時限爆弾を外し、停止させたキリヤマ。そこをゴドラ星人が襲う! 間一髪、ゴドラ星人はセブンのエメリューム光線に倒れた。その時、セブンの耳にはアンヌの悲鳴が聞こえた。 ニセのダンがアンヌを連れて脱出しようとしていた。その前に立ちはだかるセブン。 「アンヌ、それはダンじゃない!ゴドラ星人だ!」(だからまんまダンの声だって。なんで隊長もアンヌも気付かないの?) 「え!?」アンヌが手を振り解くと同時にアイスラッガーが飛ぶ! 怪我を負ったニセダンはポインターで逃走。セブンは空からそれを追う。 逃げ切れないと悟ったゴドラ星人は巨大化。セブンも合わせて巨大化する。 ゴドラ星人はセブンのタックルをかわし、空中から蹴りを入れてくる。 回転して何とかかわしたセブンは足を払い、油断させた隙に立ち上がり、再び対峙する。と、ゴドラ星人はフェイントをかけ、飛んで逃げようとした。(ちゃちな戦法だな、オイ!) 飛び去る後ろからエメリューム光線で攻撃、爆発するゴドラ星人。 等身大に戻ったセブンは、ポインターで駆けつけたキリヤマとアンヌから時限爆弾を受け取り、宇宙へ飛んでいった。 マックス号まで来たセブンは船内のゴドラ星人をなぎ倒し、フルハシ、ソガ、タケナカの元へ。 セブンは爆弾を仕掛け、3人は酸素ボンベを背負ってセブンに連れられ脱出する。(宇宙空間をセブンがロープで3人を引っ張ってるよ・・・宇宙空間だぞ!?ウルトラ警備隊の制服はそんな機能があるのか?しかしタケナカはどうする?おまけに酸素ボンベといっても頭部はいつものヘルメットだけで首が見えてるぞ!みんなバタ足してるし。水泳気分か!) 爆発するマックス号。3人は迎えに来たホーク2号に救助された。 |
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第4話 終わり |