第10話 怪しい隣人
(この色の斜体文字は個人的な心の声です(笑))

「あの男、なにしてるんだろう。あそこに座ったままもう24時間になる。いつ食事をするんだろう。僕の眠ってる間に眠り、食事をするのだろうか?いや、僕は何度も目が覚めた。あの男はずっと座ったままだ。何をしてるんだろう?何か作ってるぞ。何を作ってるんだ?」
足に怪我をした少年が、2階にある部屋の窓から隣家を双眼鏡で覗いている。隣家では男が背中を向けて暗い部屋の中で座っていた。(24時間ってずーっと覗いてたんかい!犯罪やぞ)
「アキラ何を見ているの?」姉が部屋に入ってきた。アンヌが見舞いに来てくれたという。(アンヌ私服だ!どういう関係だろう)
アキラ少年は隣の様子が変だというが姉はまったく取り合わない。
姉がアンヌと話している間、少年はまた隣家を見ていた。(アンヌに興味はないの?)すると背中を向けていた隣家の男の頭部が、一瞬スパークする!

「その子、ノイローゼだよ」メディカルセンターではダンとアンヌが話していた。(またサボりか!アンヌは忙しそうに動いてるのに。邪魔じゃない?)今度は2人で見舞いに行こうとアンヌ。ダンは賛成するが、隣の男が少々気になっていた。
その頃、基地のレーダーが妙な反応を捉えていた。基地から約3km。別荘地の辺りである。
実は2ヶ月前にも同じ場所で同じような反応があったという。しばらくするとレーダーから反応が消えてしまった。


イカルス星人
姉がシーツを直しているとき、アキラ少年は変な物音に気づく。風の音だという姉が窓の外を見て息を呑んだ。
鳥が空中で羽ばたいた形のまま静止しているのだ!(カラスかな?)
「死んでるよ!鳥が!」アキラ少年が叫ぶと隣人の男が振り向いた。暗闇の中、機械の明かりだけが点滅している。
男は機械を持って奥へと入っていった。
姉は防衛隊へ連絡をしようと階下へ。するとちょうどそこにダンとアンヌがやってきた。
アキラ少年から事情を聞き、窓の外を見るダン。確かに鳥が静止している。
透視を試みると、鳥の周りが輝き、鳥とともに消えてしまった。
不審に思ったダンはキリヤマに連絡し、窓から鳥のあたった場所めがけてダイブする!するとダンもそのまま消えてしまった。(おもいっきり人形やな。ちょっとでも場所がずれたら頭から地面直撃やぞ!)ダンを探し必死に叫ぶアンヌ。

ダンは異次元空間にいた。(なんじゃここ?黄色い風船がイパーイある)
そこには隣人の男と機械もあった。「来たな。バカなやつだ」
「誰だ?何をしてるんだ?それはなんだ?お前は誰だ?返事をしろ!」
「第17惑星から来たイカルス星人だ」男が答えた。
イカルス星人は地球を侵略するつもりらしい。この世界から攻撃すれば地球人には攻撃することも見ることもできない。ここは4次元の世界なのだ。
この世界はイカルス星人が作り出したもので、ダンは脱出できないという。
セブンに変身しようとするダン。しかしなぜか変身できない。カプセル怪獣も試すが何も起こらない。(カプセルは赤だった)
男に殴りかかろうとするも思うように動けず、ダンはその場に倒れこんでしまった。

その頃、イカルス星人の円盤が街を攻撃していた。フルハシとアマギはホーク1号で現場に急行する。(発進のシーンがじっくり見られるゾ)

(ここでCM)

その後、都内8ヶ所で火災が発生し、円盤は消滅した。
そこに今度は東京湾南方沖で大型タンカーが爆発したと報告が入る。

ダンは気を失っていた。ハッと目が覚める。目の前にある機械を見入る。しかしわからない。(そりゃそうだ。セブンといっても恒点観測員なんだし、メカには強くないだろ。関西電気保安協会の方がメカに強いぞ)

ホーク1号は円盤を発見した。追い続ける1号。すると円盤はある空間で消えてしまった。
いかるす星人のさいご
byてらす
え?これで死んだの?(謎)

4次元世界へ戻ってくる円盤。ダンは円盤に攻撃され、岩の後ろに回りこむ。(発泡スチロールの岩ね。削れて粉が出てるよ)
その音をアキラ少年の部屋で聞くアンヌと姉弟。
「誰?」アンヌが話しかけるとダンが答えた。4次元の世界にもアンヌと姉弟の声が聞こえている。
話をし始めるダンとアンヌ。アンヌはすぐ近くに声が聞こえるという。円盤の攻撃で次元に亀裂ができたのかもしれない。
ダンはアンヌに説明し、キリヤマに連絡を取るように伝えた。
「うわー!」ダンの叫び声が聞こえ、必死に呼びかけるアンヌ。声は聞こえなくなったようだ。(うわー!ってたいそうに叫んだわりに普通に歩いてる変なダン。気を引くために言ってみただけか?)
「だめだよ。だんだん体の自由がきかなくなってきたよ」(あれ?会話できてる)
ダンは例の機械が地球と4次元を結び付けているのではないかと思い、機械を破壊する決心をする。しかし確信がない以上、破壊すれば2度と脱出できないかもしれない。
意を決したダンは機械を破壊する。(銃は使えたのか?)煙に包まれたダンは森の中に出た。前にはイカルス星人の男がいる。
「私はお前を見くびっていたようだ。お前は誰だ!」男は正体を現し、巨大化する!
ダンもセブンに変身し対峙する。

イカルス星人の体当たりを飛んでかわすセブン。(イカルスは自分で山に突進してコケてる)上空からは円盤が攻撃してきた。
シャワーのような光線を避けるセブン。光線が当たった森は一面焼け野原のようになっていた。そこへホーク1号が到着。
円盤はホークに任せ、イカルス星人と対峙するセブン。
テレポーテーションで一気に間を詰めてくるイカルス星人。イカルス星人は全身から円盤と同じ光線を放つ。避けるセブン。やはり森は焼け野原だ。
迫ってくるイカルス星人(なんちゅー歩き方だ)にアイスラッガーを投げる!
アイスラッガーは腰に命中し、暴れるイカルス星人。そこへ念力で持ち上げると、山の向こうへ放り投げた。煙が上がる。
セブンはイカルス星人の最後を確認し、飛び去っていった。

ダンがアキラ少年の部屋に戻ってくる。喜ぶ3人。
「もうこれで大丈夫だ。4次元空間と地球を連結するコントロールマシンは破壊したよ」これでもう円盤は4次元空間に逃げ込めなくなった。
基地では円盤を逃がさぬよう、ソガがホーク2号で出撃する。

宇宙で円盤を追うホーク1号と2号。(横に映ってる地球はこんなに陸地が盛り上がってちゃあ、海岸線はすごい断崖だし、平地はすごい高山地帯だ)
2機は円盤の攻撃をかわし、2号のビームで円盤を破壊する。
「やったー!」地球へ帰還する1号と2号。

「イカルス星人はあの円盤で地球に来たわけね。そして4次元空間に前衛基地を作ろうとしたのね」
ポインターを降りてダンとアンヌが話をしていた。
「そうだよ。その基地へどんどんイカルス星人を送り込み、地球を攻撃するつもりだったんだ」
「アキラ君、相変わらず2階の窓から空き家になった隣の家の監視を続けてるんですって」
「ハハハハ、好奇心の強い子だな」
「ええ、でももしアキラ君が怪しい隣人に気が付かなかったらどうなっていたと思う?アキラ君の功績大だわ」
「だからこうやってたくさんのプレゼントを持っていくんじゃないか。さあ行こう」
ポインターに乗り込み、走り出す2人。(後部座席の後ろにたくさん包みがつんであるけど、ここってミサイルランチャーが設置されてるんじゃぁ・・・)

「皆さん、あなたの隣のウチには怪しい隣人はいませんか?地球は狙われています。もし、怪しい隣人に気が付いたら地球防衛軍基地までお電話ください。ひょっとするとあなたの隣人は惑星から来た宇宙人かもしれないのです。」(エンディングナレーションより)
(だったら電話番号教えてくれよ)



第10話 終わり








inserted by FC2 system