第18話 空間X脱出
(この色の斜体文字は個人的な心の声です(笑))

ウルトラ警備隊の隊員たちにも月に一度の特別訓練があった。
その日はスカイダイビングの訓練が、キリヤマ隊長の指揮の下に行われた。

双発の訓練機が飛んでいる。(このレシプロ機の登場はこの回のみ。白地に黒ラインで防衛軍マーク入り)
中にはキリヤマ以下、装備を付けた隊員たち。その中で一人浮かない顔のアマギ。
まずキリヤマがダイブ。続いてアンヌ、ダン、フルハシと次々にダイブしていく。
最後に残ったのはアマギとソガ。ソガは尻込みするアマギを引っ張り、強引に飛びおろした。
それを見届け、ソガもダイブする。(ひえー人形だーアップのときはワイヤーが思いっきり目立ってる)
アマギとソガは霧の中へ落ちていった。

地上ではキリヤマや先にダイブした者は着地を終え、パラシュートの片付けをしている。しかし一向にアマギとソガは降りてこない。
キリヤマは練習機に連絡するが、2人はすでに飛び降りたという。風に流されたのだろうか?

その頃、アマギは森の中でパラシュートが木に引っかかり、空中にぶら下がっている状態で気絶していた。
そこへキリキリキリと音が聞こえてくる。アマギはその音で目を覚ました。
ベルトを外して地上に降り、仲間を呼んでみる。しかし返事はない。
すると、どこからとなく虫が飛んできた。虫はアマギに大量にくっつく。慌てて振り払うアマギ。
手の甲の虫を叩くと赤い液体が出た。(血?吸血昆虫か?)
気味悪がり、落ちた虫たちを銃で焼き、駆け出していく。(慌てぶりがいいぞ!ナイスアマギ)


ベル星人(ボヨーンとした体なのだ(笑))

グモンガ(マヌケな顔なのだ(笑))
うろたえるアマギはパラシュートに絡まり、転倒してしまった。そのパラシュートはソガのものだった。
仲間の痕跡を見つけ、喜ぶアマギ。しかしパラシュートにはソガのメッセージが書かれていた。
「この森は普通の森ではない」(暗号か?なんて書いてあるかわからない)
アマギはソガを呼んでみる。叫んでも叫んでも返事がない。ビデオシーバーを使おうとするが通じなかった。そこへまたキリキリという音が聞こえる。
「誰だ!どこにいる!」叫ぶアマギ。しかしその音は止む気配がなく、アマギは頭を抱えて苦しみだした。
頭痛をこらえ目を凝らすとそこには巨大な宇宙人が!
アマギはとっさに銃を抜き、撃つ!
すると宇宙人は分身移動をして消えてしまった。音は止んでいる。
アマギは再びソガを探して歩き始めた。

その時、フルハシがヘリコプターからアマギとソガの捜索をしていた。
しかし2人は見つからない。(ヘリで時代がわかるな。新聞社だってもっといいヘリ持ってるぞ。)

ソガを探しながら歩き回るアマギ。その時、助けを求める悲鳴が!(渋い役のソガらしくない叫び声だな。ギャァアアって)
アマギが駆けつけるとソガが沼の中でもがいていた。底なし沼だ!(あ、浅いな。膝上くらいなのを腰曲げて浸かってる。しっかり歩いてるよ)
アマギはロープを投げ、ソガを引き寄せて救出する。(ロープって思ったより細い)

本部ではマナベ参謀以下、隊員たちがアマギ、ソガを心配していた。行方不明からすでに2時間が経過している。
そこへ、2人のビデオシーバーの電波を受信したと連絡が入る。(通信不可能だったんじゃないの?)
キリヤマは連絡が取れて安心するが、2人の状況が飲み込めない。
その時、またビデオシーバーを通してあのキリキリという音が聞こえてきた。
即座に苦しそうに耳をふさぐダン。他の隊員たちは特に問題ないようだ。
アマギは自分の場所も分からず、霧のかかった森の中というだけだ。
ダンとアンヌはホーク3号で「霧のかかった森」を探しに出動した。(デートじゃないぞ)

ホーク3号に乗ったダンとアンヌは目指す森を必死に探した。
だが、霧のかかった森を発見することはできなかった。

その頃森では、アマギがパラシュートをテント代わりに設営し、ソガを休ませていた。
ヘルメットから非常食を取り出すとソガに食べさせる。(んなの入ってたら被れない)
ソガは早くこの森を出ようと焦るが、アマギは焦らず動かない方がいいという。いざという時のためにエネルギーを溜めておくんだ。
そこへまたキリキリという鈴のような音が聞こえてきた。音につられテントの外に出たアマギは空を見て立ち尽くす。
追って出てきたソガも空を見上げる。「あれは・・・月?」
「月じゃない。地球だ。見ろ、日本列島だ」アマギがつぶやく。「すると我々のいるこの森は地球ではないといったいどこだ?」

(ここでCM)

基地へ戻ってきたダンとアンヌ。霧はどこにも発生していなかった。
そこへアマギから連絡が入る。我々のいるところは地球ではなく、ある空間に引っかかってるようだという。
「擬似空間だ!」マナベ参謀が叫んだ。
以前マナベがワシントン基地にいた2年前にも1度現れたという。大気圏内に不可思議な空間を作り、獲物を狙うらしい。
そこへまたあの音が!(ダンは聞こえる前から後ろで苦しんでいた。セブンには聞こえていたということだな)
「ベル星人に間違いない。あの音は脳波を狂わす恐ろしい力を持っているんだ」しかしマナベは擬似空間を見つけることは不可能なのだという。

森では2人が巨大なクモに遭遇していた。クモはガスを噴射している。
苦しむ2人にガスを噴きながら近づく巨大グモ。アマギが襲われようとしている。
「スパイダーだ!」(クモだけに?)ソガはスパイダーを発射。クモはガスを吐きながら倒れた。(そんなでかい武器、どこに持ってた!)

基地ではキリヤマ、ダン、アンヌがホーク1号で発進する。アマギへ連絡し、ビデオシーバーの電波を逆探知して突き止めるというのだ。
アマギとソガはビデオシーバーのスイッチを入れ、再び走り出す。

発信源をたどっていくと怪しい雲が。電波は雲の中から出ている。(そりゃあ明らかに絵だから怪しいんだよ(笑))
ホーク1号は雲の中へ突入する。雲を抜けると森が広がっていた。
ホーク1号の音を聞くアマギとソガ。そこへまた巨大グモが襲ってきた!
今度は植物を操り、手足を絡めて引き寄せてくる。

ホーク1号は着陸し、地上から2人を探すことにした。森へ入っていくキリヤマ、ダン、アンヌの3人。(前回に引き続きフルハシの出番が少ないな)
アンヌがアマギのパラシュートを見つけた。そこへ2人の叫び声が!(なんだまだ落ちた近くをうろついてただけじゃん)
3人が駆けつけるとアマギとソガは植物に絡まり、巨大グモに襲われる寸前だった。
ダンがクモを攻撃し、その隙にキリヤマとアンヌは2人の救出に向かう。(ガスのためバイザー下ろしてるな)
べる星人のさいご
byてらす
うひ〜投げただけで終わりか〜
んなの書けないよー

ダンが巨大グモを倒したとき、また鈴の音が聞こえてきた。
ダンはかすむ目でベル星人を確認する。だが体が思うように動かない。
力を振り絞ってセブンに変身し、ベル星人と対峙する。(ウルトラアイ無しで変身した!)
だが、強力になった鈴の音に苦しむセブン。
その隙を突いてベル星人が攻撃をしてきた。セブンを蹴りまくるベル星人。
セブンはとっさの反撃でベル星人を倒し、足首を押さえる。(アキレス腱攻撃だ!)
セブンを振り払ったベル星人は、追撃を空へ逃げてかわす。アイスラッガーを投げるもかわされてしまった。飛んで追いかけるセブン。

セブンとベル星人の空中戦が始まった。
セブンは足を捕まえて投げるが、空中では効かない。そこで腕からリング状の光線を発射。ベル星人に直撃する。
直撃したショックで森の霧が晴れたきた。擬似空間の森自体も徐々に消えてくる。
直撃を受けたベル星人は沼に墜落するが、まだかろうじて生きている。
着地したセブンは、沼でベル星人と肉弾戦を展開。ベル星人は相当弱ってきているようだ。
セブンはベル星人を持ち上げると沼へ放り投げる。沼に沈むベル星人。
それがベル星人の最後を表すかように森や沼がさらに消えていく。

ホーク1号の中ではアンヌとキリヤマがソガ、アマギの手当てをしていた。と、外の様子に気付くアンヌ。「森が消えていくワ!」
脱出するというキリヤマに、ダンを助けに行くとアンヌが駆け出す。しかしアマギに止められてしまった。(お前のせいじゃないかー冷たいぞー)「危ない。もう間に合わん」
仕方なく発進するホーク1号。
その頃、セブンはホーク1号に乗り込んでいた。ダンへ逆変身するセブン。

ホーク1号が脱出したあと、、擬似空間の雲も消えてしまった。
それを見たキリヤマ。「擬似空間を作り出すなんて恐るべき宇宙人だ。みんな、こんな言葉を知ってるか?”神無き知恵は知恵ある悪魔作ることなり”どんな優れた科学力を持っていても、ヤツは悪魔でしかないんだ!」
そこへダンから連絡が入る。「隊長!知恵ある悪魔から地球を守る我々の任務は非常に重大だという訳ですね」
ダンはベータ号に乗り込んでいた。(ということになってるのね)

「こうしてアマギとソガにとって恐怖の数時間が終わりをとげた。しかし広大な空の上にいつまた擬似空間が張り巡らされるかもしれません。なにしろベル星人は知恵ある悪魔なのですから」(エンディングナレーションより)


第18話 終わり








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