第19話 プロジェクト・ブルー
(この色の斜体文字は個人的な心の声です(笑))

地球上空の宇宙空間。網の目のようなディテールのある障壁を破って火の玉が地球に落下した。
落下した一帯の山は炎に包まれる。この山火事は新聞の片隅に小さな記事になり、それほどの大事件とは思われなかった。(炎の広がり方がガソリン撒いたみたいだ) もちろんウルトラ警備隊にも通報されなかった。

フルハシが腕組みしながら本部内をウロウロ。
「フルハシ!ちょっとじっとしていろ!まるで動物園のクマだぞ」キリヤマに怒られてしまった。
「いやぁこう事件がなくっちゃ体がなまってしょうがありませんよ。月へ行ってるアマギとソガが羨ましいですね」(今回は2人は登場しないということね。笑)
フルハシは暇を持てましているようだ。後ろで笑うダンとアンヌ。
「これでミヤベ博士のプロジェクト・ブルーが完成したらいよいよ暇になるぞ」(んなことで喜んでいいのかキリヤマ!)
プロジェクト・ブルーとは月と地球を磁力線の網で包み込む地球防御バリアのことだ。バリアには秘密の出入口を数ヶ所作ることで地球からバリアの外へ出て行ける。(秘密の出入口って、なんかごまかされた感のある説明だなぁ)

その頃、ミヤベ博士は久しぶりに取れた明日の休日を妻のグレイスと過ごすため帰宅の途中だった。明日はグレイスの誕生日なのだ。
人気のない夜道を車で走るミヤベ。すると前方に人を発見し、通り過ぎたところで車を停めた。
「乗っていきませんか?」ミヤベは窓から声をかけるが、そこに人はいなかった。「おかしいなぁ?」
不思議に思いながらも再び車を走らせ、自宅に帰ってきた。
部屋でグレイスとくつろぐミヤベ。プレゼントだとグレイスに大きな箱を出した。
開けてみると白いドレスが入っている。グレイスは大喜びだ。(しかしグレイスの話し方が怪しすぎる。アクビちゃnみたいな声だし。笑)
そこへ突然地震が襲う。

またその頃、防衛軍本部にには月のアマギから連絡が入り、プロジェクト・ブルーを狙い、爆弾を仕掛ける宇宙人を発見するも追跡したら消えてしまったという。ダンは何かが起こる予感がした。
キリヤマはダンにホーク3号でのパトロールを命じる。

ミヤベ邸ではグレイスが怯えていた。ミヤベは地震だろうというが、気象台に問い合わせても地震は観測されていないという。
ミヤベは心配するほどではないとグレイスに言い聞かせると、2人は眠りについた。(よくのん気に寝られるものだ)


バド星人(ハダカじゃないのか?)
午前2時過ぎ、ミヤベはうなされていた。ハッと目を覚ますと目の前には宇宙人!
あわてて跳ね起き、明かりをつける。グレイスも起きるが化け物はどこにもいない。2人は再び眠りについた。

翌日、ミヤベは遅い朝を迎えていた。グレイスはもういない。
枕元のボイスレコーダーを再生するとグレースからのメッセージが入っていた。(なんじゃこれ。ラジカセくらいデカいぞ)
ガウンを羽織り1階へ降りると、冷蔵庫を開けてグレイスの作ってくれた朝食を用意する。(ご機嫌さんだな)
と、突然テーブルが持ち上がり、その下には地下に通じる階段が現れた。
ミヤベは恐る恐る入っていく。(うかつだぞ!)すると入り口が閉ざされてしまった。(ほら!)
慌てて押し返すがびくともしない。(でもブワブワ動いてます)仕方なく下へ進んでいくことにした。
しかし途中まで進むと壁から金属製の布のようなものが伸びてきて、ミヤベに絡まる。ミヤベは身動きができなくなってしまった。
するとどこからともなく声が聞こえてくる。「フハハハハハ」
ミヤベは気絶してしまった。

ミヤベは捕らわれていた。台の上に寝かされて手足を拘束されている。
「ミヤベ博士、目が覚めたかね」(おじいちゃんみたいな声だな) またあの声が聞こえた。
声の主はバド星人と名乗った。自ら宇宙の帝王だという。(バカ。恥ずかしいヤツだな)
バド成人が言うには、以前に地球に来たときはまだ火の玉状態で、冥王星にだけ知的生物がいたという。しかしバド星人以外のそんな生物の存在が許せず根絶やしにしたのだ。次は地球の番だともいった。
ミヤベはウルトラ警備隊の存在をほのめかすが、バド星人は地球を爆破するのだからそんな存在は意に介さない。
しかしその前にミヤベの磁力バリアの計画を教えろと迫る。(なんでだ?爆破したら関係ないじゃん)
バリアに触れて宇宙船の1艘が爆発してしまったからだ。(じゃぁこいつはどうやって地球にやってきたの?

その頃、ホーク3号でパトロールに出たダンは、大気中に大量の放射能を検知した。何かが爆発したものらしい。(そんなの大量にあったらやばくないの?)
基地では宇宙ステーションV3からの連絡で防御バリアに何かぶつかったことを確認している。(連絡が遅い!)
V2とV3の間に試験的に張っってあったものだ。何かを感じるキリヤマ。

夜になるとミヤベ邸にグレイスが帰宅した。しかしミヤベの姿がない。
寝室にも姿はなく、上着の様子から外出した気配もない。ボイスレコーダーを再生してみた。
するとバド星人の声が聞こえてきた「フハハハハ」しかしグレイスはミヤベの悪戯と思い込む。(マメな宇宙人だな)
その時ミヤベは地下で自白電波をかけられていた。苦しむミヤベ。
バド星人は自白しないミヤベに対し、作戦を変更するという。

ミヤベがいないことを不審に思ったグレイスは、ウルトラ警備隊に連絡をしようとした。しかしすでに電話線が切られている。
そこへ電話のベルが鳴った。恐る恐る出るとバド星人の声。そして家中の明かりが消える。(つくづく芝居じみた宇宙人だな)
グレイスはかろうじてロウソクに火をつけると、足音が近づいてきた。恐怖に怯えるグレイス。

(ここでCM)
ばど星人のさいご
byてらす
うひ〜投げただけで終わりか〜
んなの書けないよー

グレイスは怯えながら階下に降りていく。その様子はミヤベの捕らわれている部屋にも映し出されていた。
バド星人は階段の電灯を落として脅してくる。グレイスは気絶してしまった。

防衛軍基地ではアンヌがミヤベ邸に電話が通じないといっている。これは故障ではなく、電話線が切れている状態だという。
急きょ、ダンとアンヌがミヤベ邸へ向かうことになった。(でかしたぞアンヌ)

グレイスは意識を取り戻して立ち上がった。その後ろにはバド星人の姿が・・
それに気付かないまま2階に来たグレイスは、明かりが灯ったことに安心して寝室に入る。
しかしそこにはバド星人が待ち構えていた。悲鳴を上げるグレイス。(まるでストーカーじゃん)
そんぼ悲鳴を到着したダンとアンヌが聞きつけ、カギを破壊して侵入するとグレイスが襲われる寸前だった!
ダンがウルトラガンを放つ!バド星人は炎上し消えてしまった。(なんでバド星人は撃たないんだ?)

ダンとアンヌはグレイスを寝室に運び、ミヤベの事を訪ねるがわからない。
ダンはグレイスをアンヌに任せると階段を下りていった。
するといきなり壁の中から攻撃される。かわして壁に向かって撃つとバド星人が姿を現し、再び炎上して消えた。
ダンはセブンに変身すると、バド星人が隠れていた壁の横のカガミから壁の中へ侵入していく。(水面に手を押してるのね)

バド星人はセブンの侵入に気付き、ミヤベを人質に逃げようとした。
地球を破壊する爆弾をセットし、円盤ごと浮上する。それを発見するセブン。
セブンは下面のハッチから円盤内に侵入しようとするが、ハッチのゲートに阻まれてなかなか中に入れない。(そ、そんなことでどーするねん。非力すぎやぞ。逆上がりのできない子供みたいじゃないか)
セブンは巨大化し、そのまま円盤ごと運ぶことにした。

円盤を山中まで運び、地上に降ろすと巨大化したバド星人登場。セブンと対峙する。
セブン対バド星人の肉弾戦が始まった。
セブンのパンチや蹴りの攻撃に、バド星人は岩を投げたり山からとび蹴りして応戦。(プロレスじゃんか)
しかし形勢が不利と見ると凶器(暗器ってやつだな)を取り出し、セブンの頭部を突きまくる。(チクッチクッって)
長い格闘の末、高く投げ飛ばされたバド星人は口から血を吹いて倒れた。

セブンはミヤベを助け出し、爆弾の存在を教えられると、ミヤベを抱えたままミヤベ邸までテレポーテーション。(初の技か?)
セブンは待っていたアンヌとグレイスにミヤベを預けると、再びガラスから壁の中へ入っていく。続こうとしたアンヌはカガミにぶつかってしまった。(ちょっとマヌケでかわいいアンヌ)
爆弾を抱えたセブンは空へ飛び去り、宇宙に運んで事なきを得る。
それを見送ったアンヌ。「それでミヤベ博士、書類はどこに隠していらっしゃるんです?」
ミヤベは手持ちのライトを点けるとグレイスに当てた。するとミヤベからプレゼントされたドレスの表面に文字が浮かび上がる。(影絵の要領じゃん)
そこへダンが帰ってきた。

ダンは本部に一部始終を連絡する。
横からアンヌが「全部ウルトラセブンの働きです」と付け加えた。笑いに包まれるミヤベ邸。(やはりソガとアマギは・・・)



第19話 終わり








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